社会福祉法人 善光会 とちぎライトセンター

地域で暮らす、障がい者を支えます。

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〒321-3236 栃木県宇都宮市竹下町1200

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障害者差別解消法・条例施行記念パレードに参加してきましたⅡ

2016年4月1日

とちぎライトセンターとしても利用者と共に12人で歩いてきました。

県庁から市役所まで、車道をプラカードをもって

400人くらいの人が集結し、

盲導犬ピリカも、一緒にたくさん歩いてきました。

 

みなさん!!

障害者差別解消法って知っていますか?

この法律は平成28年4月1日から施行されました。

“差別”と言ったら、どういうこと?

「公平に、平等に、係わってほしい。」って…当然のように思いますよね!

差別されたら、嫌な思いをしますよね。

誰でもそう思うのに、障がい者は「障がいがあることを理由に差別される」ことがあります。

それをなくすために、法律が施行されました。

 

その法律をもとに、栃木県では

栃木県障害者差別解消推進条例が施行されました。

「障がいを理由とする差別」には

「不当な取り扱い」と「合理的配慮の不提供」があるそうです。

例えばバンジージャンプなどの危険なアトラクションを行う前に

一般的には障がいがあろうがなかろうが、誓約書を書かされますよね。

それは、「障がいがあるから書いてください。」という訳ではありませんよね。

ところが、「障がい者は、この施設は利用できません」と言われるようなことがあります。

「不当な取り扱い」です。つまり、障がいを理由とする差別です。

また、「合理的な配慮」ってなんでしょうね?

配慮するって、今までの考え方や、障がいのある人のことを考えずに建物などを

建設してきた世の中では、結構難しいことかもしれません。

「合理的な配慮」は、障がいを持つ人々に対して必要な環境整備などの配慮を行うということ。

例えば、玄関などの段差や階段で「車いす」利用の方は一人では、上ることができません。

しかし、スロープを付ければ、人の手を借りずに上ることができます。

スロープを付けることにより障壁が取り除かれます。

視覚障がい者や聴覚障がい者には、点字・手話・デジタル教材等のコミュニケーション手段を

確保するなどの配慮が求められます。

「合理的な配慮」の否定は障がいを理由とする差別になるのです。

ただし、過度の負担を課さないという条件はあるようです。

新しい法律や条例はできたので、県民に理解してもらえるように

行政任せではなく、とちぎライトセンターとしても、利用者と共に社会に働きかけ、

障がいのある人も、ない人も同じように生活できるような共生社会を目ざしていかなければなりません。

この法律栃木県障害者差別解消推進条例は、障がいの有無によって差別されることのない社会に

なることを叶えてくれるようです。ただ、これからです。

4月1日は、健常者も障がい者も共に暮らす共生社会の出発の記念すべき日です。

新しいルールが守られる社会は、障がい者だけでなくこどもやお寄年りにも優しい社会の実現を意味するはず。

多様性を認め合い配慮しあうのが当然という考え方が持てるようになれば、

社会のあり方や街づくりも大きく変わり、暮らしやすい社会となるでしょう。

今まで 障がいのある方に対して、係わったことのない皆さん、

ぜひ、身近なこととして、少しだけ気にかけてくだされば、凄く嬉しいです。

世の中きっと変わりますよね?

(施設長:佐久間孝子)

障害者差別解消法の施行に伴うパレードに参加しました

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平成28年4月1日金曜日、障害者差別解消法が施行されました。私たちは、この記念すべき日に栃木県庁で行われた 合同パレードに参加してきました。

県庁についてすぐにとちぎテレビのインタビューを受けました。心の準備がつかないうちだったので、うまく自分の話したいことが伝えられなかったです。

しかし、パレードに参加をすることでみなさんと一丸となって行進できたことが、私たち障害者の励みになりました。

ちなみに参加数は400人弱だったそうです。

県庁から宇都宮城址公園までの、約1.5キロをパレードしました。

私もこのようなイベントに参加を続けていきたいと思います。

(文:ひでポン)

明日は販売です

明日、4月2日(土)は、とちのきファミリーランドで販売です(雨天中止)。

みなさん、お近くをお通りの際は、ぜひ遊びに来てください!ビーズやクッキー、椅子などを販売します。

4月のイベント販売のお知らせ

4月のイベント販売をご案内いたします。
お時間のある方は、ぜひお立ち寄り下さい!

①4月2日(土) とちのきファミリーランドでの販売
時間:10:00~15:00
場所:とちのきファミリーランド(正門付近)

②4月9日(土) 清原さくらまつり
時間:10:00~15:00
場所:清原工業団地(緑地公園)「桜の広場」

(文:りょうちゃん)

平成27年度 カウントダウン

平成27年度もあと1週間で終了です。

利用者も職員もラストスパート

張り切って日々過ごしております。

無事に新年度を迎えられそうです。

皆々様のご理解とご協力のもと、

今日も元気に過ごせることに感謝です。

取り急ぎ、関係各位にお礼です。

皆々様ありがとうございます。

(とちぎライトセンター施設長:佐久間孝子)

盲導犬がやってきました!

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利用者のOさんが厳しい訓練を経て、盲導犬と一緒に暮らすことになりました。もちろん、とちぎライトセンターにも一緒に通所しています。

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(盲導犬よりご挨拶)

「初めまして、ピリカ」と申します。女の子です。ピリカは、いつも皆さんのお仕事やお食事中の時、「邪魔」をしないようにおとなしく、Oさんの足元で寝ているわ!

皆さんにお願いがあります。
ピリカはいつも、ハーネスを着用して目の不自由な人のお仕事をしていますので、名前を読んだり、盲導犬に触れたりしないように御注意下さい。これからも、皆さんに親しまれるようにがんばって、行きたいとおもいますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

(Oさんの感想)

盲導犬を使ってよかったです。
やっぱり、盲導犬を使うことで、駅の改札口(ゲート)電車の座席(チェア) などの指示を盲導犬に出すことで、行動範囲が広がりました。また、白杖を使用しなくて済みます。盲導犬は、行動範囲を広げるなら有利だと思います。

(文:りょうちゃん)

新しい車が来ました

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平成28年2月24日、とちぎライトセンターで車両贈呈式が行われました。善光会の理事さんや地域の自治会長さんも来てくださいました。

今回車を購入するにあたり、日本財団から寄付をいただきました。車はホンダのステップワゴンで、朝夕の送迎に利用します。

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この車に実際に乗ってみたところ、中はとても広く、エンジンの音は静かで、ドアの開け閉めも自動でできます。

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贈呈式の日はとても天気がよく、みんなで新しい車を直に触ることができました。日本財団のみなさま、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。大切に使わせていただきます。

(文:音楽アレンジこだわりや)

さをり織りのバッグが売れました

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(キリッと記念写真)

さをり織りのバッグが売れました!買ってくださったのは、とちぎライトセンターの運転手さんです。

このバッグは2年前のわくわくアートコンクールに出展したものです。デザインも凝っており、書類もまとめて入れることができます。

お買い上げありがとうございました!

(文:えびりん、美工)

 

ゆりかご保育園園長先生にさをりのバッグの納品

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2月15日、さをり織りのトートバッグを納品に行きました。

昨年さをり織りのコートをご注文いただいた、ゆりかご保育園の園長先生からの依頼です。

コートを作ったときに余った生地で作ったバッグで、いつものトートバッグをベースに、マグネットボタンがついており機能的です。

バッグを作ったのは利用者の佐藤さんです。

とっても喜んでくださいました!

(文:美工)